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雑記帳


2018/09/24 桜井@週刊少年ワロス

読書感想文


「白鯨(メルヴィル:著/田中西次郎:訳/新潮文庫:刊)」
やっと読了しました。
いや~、学生の頃からなぜか夏になると「白鯨読まなきゃ」と
謎の強迫観念を抱いてたんですがw遂に願望達成!
自分のサイトのブログを見ると、ウォーミングアップとして
去年の8月に「白鯨との闘い(ナサニエル=フィルブリック:著/
相原真理子: 訳/集英社文庫:刊」を読んでいた記録があります。

しかし「白鯨」、メッチャクチャ疲れた…
文章が横道に逸れ過ぎ(というか横道8割:本編2割くらい)
ですし、その横道の内容はほぼ19世紀の捕鯨術及び鯨学で、
まだまだ科学に暗い時代だったのでツッコミどころ多いし…
あとは旧約聖書からの引用が多過ぎで、私も長老派の聖書
勉強会に通っててよかったと思えたレベルですw
そして「白鯨」というタイトルなのに、白鯨が驚くほど出て
来ないw
生白鯨が登場するのは、全編約1000ページの残り53ページ目から…

ですが、実際に捕鯨船に乗り組んでいたという経歴を持つ作者、
さすがと言おうか、捕鯨シーンは手に汗握るリアルさです。
そして呪われた捕鯨船・ピークォド号を率いるエイハブ船長と、
白鯨モービィ・ディックの最後の闘いの迫力は凄まじいの一言!
捕鯨索を全身に纏い、エイハブ船長の操舵手の水死体を引き摺り、
前日に撃ち込まれた複数の銛もそのままに、ピークォド号に
波を蹴立てて突進して来るモービィ・ディックのおぞましくも
一種の神々しさを感じさせる描写は、まるで実際の映像を見て
いるような筆致で、恐ろしさに実際身が震えたほどです。
寝しなに読んだから、興奮して1時間以上も寝付けなかったくらい。
このシーンを読めただけでも「読んで良かった」と思える作品でした。


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